ria Yoga life

丁寧に生きシンプルに暮らす。ヨーガを学び、伝えているriaのつれづれ。

黒地蔵〜夏の思い出。

この夏の思い出を順不同でつらつらと綴っていこうと思います。


8/9の夜は二階堂にある覚園寺の黒地蔵盆へ。

 

毎年8/10の午前0時から正午まで行われていて、昨年行けなかったので今年こそは!と楽しみにしていた。
 
地蔵堂の本尊「木造地蔵菩薩立像」(国重文)は別名「黒地蔵」。
地獄の罪人の苦しみを少しでも和らげようと鬼に代わって火を炊いたため、黒くすすけており、何回彩色しても元に戻ってしまうことから「黒地蔵」と呼ばれるようになったという。地獄で火を焚いたことから「火焚き地蔵」とも呼ばれている。
 
午前0時とともに始まる読経を聞きたくて早めに行き、覚園寺から徒歩数分のレンボーステイカフェへ。オーナーの真喜子さんの柔らかい笑顔に迎えられて、rioちゃん、ayaちゃん、masaoくんとワインやビールを軽く飲みつつ(お浄め!笑)時間まで待つ。
そうそうオーナーの真喜子さん、以前鎌ヨガのクラスに参加して下さったことがあって、これもお地蔵さまの縁かしら、と嬉しくなる。
 
まだ大丈夫だよ〜と言われつつ、読経を聞き逃したくない私は皆を促して覚園寺へ。
 
すでに行列が出来ていて静かに並ぶ。300縁(円)でろうそくとお線香のセットを買い、動き出した列にゆるゆるとついて歩くとどこからか読経の声が。
奥から橙色の袈裟を纏ったお坊さまたちが般若心経を唱えながら暗がりから現れて、鳥肌がたつ。ああ、この体験がしたかった!
読経の声を聞きながらまず黒地蔵様にお詣りし、ご先祖さまたちに感謝を捧げた。さらに境内をお参りする。

十三仏の洞窟は圧巻だった。
入り口に緑生い茂る石の洞窟に入ると、ろうそくの光に壁に掘られた仏さまたちがゆらめき、僧侶の読経が響く。手を合わせ祈り、洞窟に響く読経を目を閉じて身体全体で感じていた。細胞から揺すぶられるような感覚だった。
誰に聞いたんだろう、覚園寺は真言宗でありながら、この黒地蔵盆では仏教の宗派を越え供養が行われるという。そのため様々なお経(マントラ)が唱えられている。私が入ったときも不動明王の真言が唱えられていた。
 
そして薬師堂へ。
薬師堂(仏殿)は、「薬師三尊」(「木造薬師如来及日光・月光菩薩坐像」(国重文))、「木造十二神将立像」(国重文)が安置されている。
天井の梁には、1345年(文和3年)に薬師堂を修理した際に足利尊氏が書いたという文字が残されているらしいが、暗くてよくわからなかった。狩野典信(みちのぶ)が描いたと言われている天井画は素晴らしかったが、それ以上に感動したのが薬師三尊。
中央に薬師如来、両脇に日光菩薩と月光菩薩。
その佇まいの美しさといったら!
その周りを固めているのが十二神将。それぞれ干支に因んでおり、自分の干支の神将に手を合わせた。
薬師如来は生きている者を救う仏で、脇侍の日光・月光菩薩は薬師如来の弟子。
日光菩薩は昼、月光菩薩は夜を担当し、24時間体制で信じる者を救うといわれ、十二神将は、薬師如来を守る役目を果たしているという。
来月になったら昼間にまた来よう、と密かに決意する。
 
お詣りの後は入り口付近にある屋台で一休み。
パラダイスアレイが出店しており、リエさんやkozがくるくると働いているのは分かるけれど、accoちゃんがお手伝いで売り子さんをしているのがよく似合っていて笑った。
 
空には半月、少し肌寒い空気の中、アレイのパンを食べたり、熱々のおでんを食べたりして静かな時間を楽しんだ。
 
 
この覚園寺、日時指定で僧侶のガイドつきで拝観することが可能。今度は日中にお詣りしようと思う。
 
拝観時間
10:00、11:00、正午(土・日・祝日)、13:00、14:00、15:00
(雨天・荒天、8月、年末年始は拝観できません。)
※勝手に拝観することはできません。